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この記事を書いている人

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キャスト【出演者】
坂本龍馬(福山雅治)岩崎弥太郎(香川照之)武市半平太(大森南朋)山内容堂(近藤正臣)岡田以蔵(佐藤健)平井収二郎(宮迫博之)岩崎美和(倍賞美津子)沢村惣之丞(要潤)勝麟太郎(武田鉄矢)一橋慶喜(田中哲司) 望月亀弥太(音尾琢真)徳川家茂(中村隼人) 松平春嶽(夏八木勲) 三条実美(池内万作)
音楽
佐藤直紀
作:福田靖
放送日
2010年5月9日放送 (C)NHK
視聴率
19.0%(参照:http://doraman.net/sp/201001/ryoumaden2.html)
あらすじ:攘夷決行【龍馬伝19話の概要】

『龍馬伝』第19話「攘夷決行」では、将軍・家茂が攘夷を決行すると朝廷に約束し、攘夷の機運が高まる様子が描かれています。幕末の動乱期を背景に、国内の政治的緊張を描いています。
18話では幕府が帝に攘夷実行を5月10日と約束しました。その影響もあり、町では攘夷派の動きが活発になっていました。
しかし、戦にはお金がかかります。しかも戦相手はイギリス・フランス・オランダ・アメリカ。勝てるわけがありません。当然、幕府側に付く藩が多くなり、攘夷が実行されません。
土佐勤王党も知らせを待っていましたが、何もないまま5月10日が訪れてしまいます。
結局、攘夷を実行したのは長州藩だけでした。
攘夷を「やるやる詐欺」した幕府。これを期に、長州は幕府は対立します。
武市「攘夷という考えは愚かなことだったのか…」
龍馬は「違う方法でも攘夷はできる」と武市を海軍に誘います。
武市「もう別の手段は考えられない…」
武市「収二郎を放っておくわけにはいかないから土佐へ帰る」
しかし今土佐に戻れば、
収二郎と同じく、
武市も捕まってしまうと考えている龍馬。
「今土佐に帰るのは絶対ダメだ」と、龍馬は引き止めます。
武市「わしは何も悪いことはしていない」
武市「収二郎が、藩に黙って朝廷に取り入ったのは、藩を思ってのこと。大殿様に頼んだら何とかしてくれる」
龍馬「容堂公は、武市さんが思っているような人物ではないが、武市さんのことを嫌っているぜよ」
龍馬「帝の遣いとして江戸へ行ったのも、土佐藩を攘夷の旗頭にしたことも、実は全部、快く思っていなかったぜよ」
武市「わしは容堂公に褒美の菓子を貰った。ようやってくれたと褒められたじゃぞ」
首を横に振り、目を覚ましてくださいと涙目になる龍馬。
武市「どうして、大殿様がわしを嫌う?」
龍馬「それは…容堂を支えていた吉田東洋を暗殺し、そして、土佐勤王党は下士の集まりだからです。」
武市「東洋は大殿様をそそのかして、藩を謝った方向に差し向けようと…」
涙目龍馬「違うき、武市さんっ!武市さんは間違うちゅう!」
涙目龍馬「自分の言うことを聞いてください。土佐に戻るのだけは止めてくれ」
必死に頼む龍馬を突き飛ばす武市。
武市「攘夷の夢が破れてしもうたがじゃぞ」
武市「そのワシに…大殿様まで信じるな言うがは…」
武市「わしの人生全てを否定することぜよ!」
武市「大丈夫じゃ、収二郎を助けたらわしはまた戻ってくる。」
武市「また会おう龍馬。ほんまに異国の驚異から日本が独立を守れるんやったら、おまんの海軍に加わってもええ。それまで達者でのう、龍馬」
龍馬が泣いているので、武市の疑問は確信に変わります。「土佐に帰れば容堂に捉えられ処罰される。龍馬にはもう会えない」とその場で悟りました。
武市「達者でのうっ」
部屋を出て行く武市。
涙目龍馬「武市さんっ!武市さんっー!」
去っていく武市の後姿に叫ぶ龍馬。
泣き崩れる龍馬…
土佐では、勤王党の弾圧が本格的に始まります。
20話に続く。
大河ドラマ「龍馬伝」第19話と史実:下関戦争から始まった倒幕思想
大河ドラマ「龍馬伝」第19話「攘夷決行」は、幕末の日本が大きく揺れ動くきっかけとなった「下関戦争」の序章を描いています。
この出来事は、単なる一地方の暴走ではなく、後の日本の形を決定づける重要な転換点でした。ここでは、史実としての背景と、ドラマが描く龍馬の視点を交え、その歴史的意義を解説します。
文久3年(1863年)、朝廷から攘夷実行を迫られた徳川幕府は、具体的な方策を示さないまま期日を迎えます。多くの藩が及び腰になる中、長州藩は孝明天皇の攘夷勅命を純粋に受け止め、下関海峡を通過する外国船に対し、無通告で砲撃を開始しました。これが史実における「下関事件」の始まりです。
ドラマでは、高杉晋作や久坂玄瑞ら長州藩士たちの、国を憂う純粋な情熱と、過激な行動へと突き進む危うさが描かれました。
史実において、この時点の坂本龍馬は脱藩浪人の身であり、勝海舟のもとで神戸海軍操練所の設立に奔走していました。彼が直接、下関での砲撃に参加したという記録はありません。
しかし「龍馬伝」では、龍馬が長州藩士たちと交流する中でこの事件を目の当たりにし、その無謀さと、その根底にある強い危機感を肌で感じる存在として描かれています。これは、歴史の大きな渦の中心にいなかった龍馬を、物語の主人公として視聴者の視点に立たせるための巧みな演出と言えるでしょう。
龍馬は、海軍の必要性を説く勝海舟の思想に深く傾倒しており、圧倒的な西洋の軍事力を知る者として、長州の攘夷がいかに無謀であるかを理解していました。ドラマは、龍馬の視点を通して、この事件が日本の未来に暗い影を落とすことを予見させます。
長州藩の攘夷決行は、当然ながら列強の厳しい報復を招きます。アメリカ、フランスの軍艦が相次いで報復攻撃を行い、長州藩の砲台は大きな損害を受けました。そして翌年の元治元年(1864年)、イギリスを加えた四カ国連合艦隊が下関を徹底的に攻撃し、長州藩は惨敗を喫します(馬関戦争)。
この敗北こそが、歴史の皮肉であり、明治維新への胎動でした。
長州藩は、この手痛い敗北によって、攘夷が不可能であることを痛感させられます。そして、「攘夷」という目的はそのままに、まずは幕府を倒して国力をつけ、外国と対等に渡り合うべきだという「倒幕開国」へと藩の方針を大きく転換させるのです。高杉晋作は奇兵隊を創設して軍制改革を進め、藩内に新しい力が生まれます。
「龍馬伝」第19話が描いたのは、この大きな転換点に至る序章です。一見、無謀な攘夷戦争の始まりですが、その敗北がなければ、長州藩が現実的な倒幕路線へ舵を切ることはなかったかもしれません。そして、同じく薩英戦争でイギリスに敗れた経験を持つ薩摩藩との間に、後の薩長同盟へと繋がる共感が生まれる土壌ともなりました。敗北から学び、より大きな変革の力へと昇華させていく。下関戦争は、まさに日本の夜明けをもたらすための「産みの苦しみ」だったのです。
龍馬伝19話:無料で見れる動画サイト【攘夷決行】

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