龍馬伝28話:武市の夢【岡田以蔵(佐藤健)の処刑シーン】

龍馬伝28話

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2022年9月14日の情報です。

この記事でわかること(目次)

史実:武市半平太の名誉回復【もっと楽しむ】

武市の夢
龍馬伝28話:武市の夢
キャベツ太郎

龍馬伝28話で、武市半平太は切腹します。

武市半平太の死後、山内容堂、後藤象二郎、板垣退助は「武市半平太を殺したのは、われわれの誤りだった」と、妻・富子に対し謝罪の言葉があった、と伝わってます。

維新後、武市半平太が生きていれば、「明治政府での土佐の立場はもっと上がっていた」との声も多く、優秀な人物だったこと推測できます。

武市は土佐藩内で罪人として処罰された経緯があったが、維新後、有志の盡力により、明治10年(1877年)に名誉回復される。

引用:Wikipedia
ポイント
  • 武市は最後まで、吉田東洋殺しを自白しなかった
  • 自白したのは岡田以蔵、久松喜代馬、村田忠三郎、岡本次郎。4人は斬首となった
  • 武市は、誰も為し得なかった三文字の切腹を成し遂げる

武市の夢【龍馬伝28話】

龍馬伝28話:武市の夢

キャベツ太郎

龍馬伝の28話は、土佐勤王党の終焉の話です。28話、めちゃくちゃ好きです。今回でシーズン2が終わります。

龍馬伝27話では、坂本龍馬(福山雅治)は、武市半平太(大森南朋)を無罪にするため、吉田東洋(田中泯)を殺しの罪を被りました。

後藤「山内容堂(近藤正臣)さま、申し上げます、吉田さまを殺したのは坂本龍馬です」

泥酔している容堂は無言で部屋を出ます。

そして、武市が投獄されている牢に突然一人で現れる容堂。

武市「大殿様」

容堂「和助、でていきや」

和助に鍵を開けさせて、牢の中にまで入ってきて武市と二人きりになります。

キャベツ太郎

突然の大殿様の登場に、圧倒される武市。そもそも、牢屋に大殿様が足を運んでくることは、前代未聞の珍事です。

容堂「坂本龍馬言う男がのう、東洋を殺したがは己じゃと言うたそうじゃ」

容堂「でもわしはそんな嘘は信じひん。東洋を殺したがは武市、おんしらじゃあ」

容堂「おんしはホトホト腹の立つ男じゃ。下士を集めてこの土佐を攘夷の旗頭に担ぎ上げ、帝の遣いにまでなって、幕府に攘夷実行を迫るら出過ぎるにも程があるっ!」

武市「私は全て、全て大殿様の為を思うて!

容堂「武市、、、徳川様よりこの土佐を賜った山内家が、わしが、幕府に背くなど出来る訳ないろうっ!」

キャベツ太郎

武市は、目先のことしか考えてなかったのです。3手先を読めば、攘夷が幕府に背く行為になるのです。大殿様のためと言って攘夷攘夷、結局自分のため、欲のためです。

容堂「おんしとわしは・・・よ~う似ちゅう」

思わず顔を上げる武市。

容堂「徳川に失望しながらも忠義心だけは捨てられん。わしやちぃ心の底から、帝を敬いたてまつっちゅう。この日本は徳川幕府のものではないき」

武市「大殿様…」

武市「大殿様は天下一の名君にございます!帝をお助けし、この日本をこれから動かしていくがは土佐の山内容堂公の他にはおられませんっ!」

容堂「おまんは、ええ家来じゃのう…おまんが長宗我部の人間でのうてこの山内家の人間じゃったら、わしゃどればあ・・・可愛がったことかぁ」

キャベツ太郎

土佐藩は上士は山内家臣の家系、郷士は長宗我部家臣の家系、と家柄によって身分が決まってました。

武市「有難うございますっ!大殿様からそのような言葉を…」

腹を割って話す容堂に、武市も腹を割って話します。

武市「大殿様、吉田東洋を殺させたがは…私にございます。私が命じ勤皇党の者に斬らせました

武市「岡田以蔵(佐藤健)はこの件に一切関わっちゃあせんがです。けんど私は以蔵に命じ攘夷を阻む者らを殺させました。全ては帝の為、日本の為、土佐の為そして山内容堂公の為じゃと思うて…」

容堂「も~え~がじゃ~武市ぃ~。おまんはどうしたいがじゃ?このわしにど~いて欲しいがか言うてみい」

武市「願わくば岡田以蔵を楽にさせて頂きとうございます。私も同様に…」

容堂「おまんを他の者達と同じように死なせる訳にはいかんがじゃ」

容堂「腹を斬りや…

容堂は、優しい表情で武市にいいます。

容堂「武市半平太はわしの家臣じゃき」

短刀を武市の目の前に置く容堂。

キャベツ太郎

頭を上げた武市は涙を流しながら「有難うございます」とつぶやきます。

一方、岩崎弥太郎(香川照之)は、登城で歩いていると、また、小屋に連れ込まれます(笑)

龍馬「大きな声を出しなや~」

龍馬「武市さんに会わせてくれやぁ」

弥太郎「はあ?何を馬鹿なことを。藩は今、血眼になっておまんを探しゆうがやぞー!

龍馬「みんな国堺(国境)に行ちゅう。わしが奉行所に行くらぁ誰っちゃ思っちゃせんき」

弥太郎「…はああぁ?」

キャベツ太郎

27話では、坂本家と縁切りまでして、武市の罪をかぶった龍馬。

武市の牢に弥太郎と現れた龍馬。

武市「龍馬?龍馬かっ!龍馬!」

牢越しで龍馬がうなずきます。

弥太郎「武市さん、龍馬はの、武市さんを助けてくれたがやぞ。罪を全部被ってくれたがやき」

龍馬「もう大丈夫です。以蔵も牢から出してもらえますき」

武市「龍馬…有難う…有難う」

龍馬「礼はいりませんき」

武市「けんどのう、わしは自分で言うてしもうたがじゃ

武市「大殿様に吉田東洋を殺したがは…わしらやと」

龍馬「はっ?」

弥太郎「!?」

武市「大殿様はのう、自らここに来られたがやぞ。おまんらがおるそこに。あの山内容堂様が同じ地べたに座られて、わしに声を掛けて下さったがじゃ」

言葉が出ない様子の龍馬。

武市「まさか…大殿様とわしが同じ地べたに座る日が来るがあ夢にも思うちゃせんかった

武市「これは奇跡じゃ。おまんが起こしてくれた奇跡ぜよ」

泣龍馬「武市さん…」

武市「おまんに、わしの身代わりはさせられん。おまんのやるべき事はもっと、もっと大きな事じゃきっ」

武市「この国を異国の侵略から守り独立した国にするががおまんの役目ぜよ」

キャベツ太郎

言葉が出てこない様子の龍馬。言葉を振り絞って、言葉にします。

龍馬「一緒に、一緒にやりましょう武市さん!この国を、日本を一緒に変えるがじゃきぃ

武市「龍馬ぁ・・・」

首を横に振る武市。

龍馬「生きてつかわさい武市さんっ!

弥太郎「龍馬ぁ、龍馬ぁ、龍馬ぁ、武市さんはおまんに託したじゃき」

泣弥太郎「この自分の志を、おまんに・・・成し遂げて欲しいと言いいゆうがじゃぞぉ」

武市「わしは、日本一幸せな男ぜよ。おまんの、おまんのおかげじゃ龍馬」

武市「坂本龍馬がどーやって日本を変えるがか、楽しみぜよ」

周囲に聞こえないよう、声を殺して泣く龍馬。

武市「弥太郎っ!おまんも偉うなりや、誰よりも出世するがやぞ」

弥太郎「当たり前じゃ、墓の前から見ちょれぇ、武市さん

キャベツ太郎

武市と弥太郎は、犬猿の仲でしたが、最期はお互いを認めます。

涙ぐむ弥太郎。優しくうなずく武市。

武市「龍馬ぁ、おまんもじゃ、頑張りやぁ」

龍馬「武市さぁん…」

武市「もう行け、龍馬。弥太郎、行けっ!行ってくれぇ」

弥太郎「いくぞ龍馬」

龍馬は、武市の覚悟を目の当たりにして、覚悟するように、泣くのをやめます。

キャベツ太郎

「有難うございます。有難うございます」と武市に頭を下げ、牢を出て行く龍馬と弥太郎。

そして、ついに岡田以蔵の打ち首の刑が実行されることとになりました。

おそらく京都の三条大橋を歩く以蔵と処刑人。

郷士、岡田儀兵衛セガレ、道明以蔵こと、京都おかまい入れ墨者…

罪状が読まれ、準備が整ったところで、恋人のなつを思い出し、涙を流します。

処刑人「えーーい」

おくさん

武市に尽くしただけの素直な青年岡田以蔵は、27年という短い生涯を閉じます。

一方武市。

髭を剃り、 白装束を着た武市が牢を出る。

牢番の和助(小市慢太郎)と挨拶を交わし、ゆっくりと牢を後にする。

武市「いつまで世話になることかと思っていたが、大いに安心した」

庭先に入り、後藤の前に座る武市。

おくさん

後藤が罪状を読み上げている間、武市は後藤をまっすぐ見つめています。

切腹の準備をする武市。

堂々と、迷いなく腹に一指。

死を受け入れ、覚悟した顔つきで、刺した刀をゆっくりと真横に進めていきます。

キャベツ太郎

真っ赤に染まる白装束 …

介錯人が刀を振り上げたその瞬間「待ちや!」と武市。

さらに腹を切り、三文字切腹をする武市。

突然激しく降り出した雨に打たれながら、前に倒れる武市。

三文字切腹は、過去の武将が、誰1人成し遂げられなかった切腹法です。あっぱれと言うしか無でしょう。

武市の死によって土佐勤王党は事実上、壊滅となります。

キャベツ太郎

三文字切腹とは、漢字の「三」のように、腹に三本の線が付くように斬る切腹です。今までどんな武将でもできなかった切腹方法です。

時が経ち、富の元を訪ねる牢番の和助。

「ご立派でした」と武市の着物と刀をを差し出す。

武市からの手紙を手に取る富。側で心配そうに見守る乙女。

富、わしはおまんに嘘をついてしもた。
これからは二人でのんびり過ごそうと約束したけんど、とうとう果たせんかったのう。 
けんどのう富、もし来世ゆうもんがあるがやったら、わしはまたおまんと出会うて
夫婦になりたいがやき、その時はず~っとおまんと一緒におるがやき、富。

富「私の旦那様は立派な最後を迎えることが出来たですき…私は幸せですき」

涙を流しながら笑顔の富。

涙を流す和助と乙女。

富「これからは、旦那様の分まで、私は生きていきますきに」

ナレーター弥太郎「この時から龍馬の目は、遥かな高みを見据えたがじゃ」

ナレーター弥太郎「命と儚さを思い知り、志の尊さを知り、悲しみも、別れも、虚しさも、悔しさも、恐ろしさも、人の情けも、愚かしさも知り」

ナレーター弥太郎「龍馬はこの時から…世間が知る、あの坂本龍馬になっていったぜよ

29話に続く。

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