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龍馬伝 (全話) | 配信中 | レンタル中 |
お試し 期間 | 31日間 | 30日間 |
デバイス | パソコン/スマホ/テレビなど | DVDのみ |
画質 | HDD/4K | SD/HD |
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この記事を書いている人
- 大河(龍馬伝)好き
- SEO検定1級合格
- 東証スタンダードの社員
キャスト【出演者】
坂本龍馬(福山雅治)岩崎弥太郎(香川照之)西郷隆盛(高橋克実)小松帯刃(滝藤賢一)近藤長次郎(大泉洋)沢村惣之丞(要潤)陸奥陽之助(平岡祐太)高松太郎(川岡大次郎)千屋寅之助(是近敦之)井上聞多(加藤虎之介)高杉晋作(伊勢谷友介)お元(蒼井 優)朝比奈昌広(石橋凌)千葉佐那(貫地谷しほり)坂崎紫瀾(浜田学) 小曽根乾堂(本田博太郎) トーマス・ブレーク・グラバー(ティム・ウェラード)
音楽
佐藤直紀
作:福田靖
放送日
2010年7月18日放送 (C)NHK
視聴率
15.8%(参照:http://doraman.net/sp/201001/ryoumaden3.html)
史実:引田屋の歴史【龍馬伝29話をもっと楽しむ】
龍馬伝29話には、引田屋で、薩摩藩士と長州藩士が抜刀して、にらみ合うシーンが熱いです。
引田屋は、江戸時代、長崎の丸山は江戸の吉原、京都の島原とともに、天下の三大遊郭とうたわれ栄えた場所です。昭和35年には長崎県の史跡に指定され、全国的にも珍しい「史跡料亭」として営業いたしております。
参照:youtei-kagetsu.co.jp
上記資料、引田屋のページで紹介されてました。どこかで見たことあると思ったら、龍馬伝のオープニングでした。
新天地・長崎【龍馬伝29話の概要】
龍馬伝の29話は、長崎の話です。
29話からシーズン3。明治15年(1882)三菱の岩崎弥太郎(香川照之)に時代が戻ります。
弥太郎は「胃痛」のため、東京の千住の鍼灸院で治療を受けています。
※弥太郎は胃がんのため満50歳で病死
鍼灸院では、治療を受ける弥太郎に、新聞記者の坂崎紫瀾(浜田学)が取材を続けています。
坂崎「それで、海軍操練所が潰れた後、龍馬はどうなったがですか」
28話では海軍操練所が潰れ、西郷のところに行くか、別の道を見出すか、迷っていた龍馬。
鍼灸院の先生「坂本龍馬…あの方のことをお聞きになっているの?」
先生は、千葉佐那(貫地谷しほり)でした。
弥太郎「佐那さんは、最近ここで灸寺院を始めたがじゃ」
坂崎「ご結婚は?」
佐那「いいえ」
坂崎「じゃあ今でも龍馬のことを?」
弥太郎「ひどい男ぜよアイツはー。佐那さんが自分に惚れちゅうことを知っちょりながら好き勝手なことを」
佐那「私が勝手にお慕いし続けていただけですから。坂本さんの瞳は本当に子供のようにキラキラと輝いてました」
弥太郎「それは佐那さんが知っちゅう龍馬ぜよ」
龍馬「海軍操練所が潰されて、日本の海軍を作る夢を断たれ、盟友、武市半平太を失うてから、龍馬は人が変わってしもうたがじゃ」
佐那「変わった?!どう変わったんですか?」
お灸がこぼれて背中に…
弥太郎「あっっつうつつ!」
佐那「我慢しなさいっ!」
急に弥太郎に怒鳴る佐那。
弥太郎「侍も公家も外国人も、みんなー龍馬に振り回されてぇー侍のくせにわしよりも先に商売を始めてぇーくっそ」
28話で、龍馬は武市に、夢を託されました。武市、以蔵、亀弥太を失っていく中で龍馬は、生きる道の覚悟を決めたようです。
時代は慶応元年(1865)の、場所は長崎。
龍馬は西郷と共に、胡蝶丸(こちょうまる)に乗ってました。
もちろん、 近藤長次郎(大泉洋)沢村惣之丞(要潤)陸奥陽之助(平岡祐太)高松太郎(川岡大次郎) も一緒です。
海軍操練所の脱藩浪士たちは、西郷に頼ることに決めたようです。
薩摩に向かう途中、長崎に立ち寄った龍馬たち。
外国との交易が最も盛んだった港町であった長崎。
初めて見る異人に驚き、見るもの全てが新鮮でした。
惣之丞 「なんじゃこの町は 本当に日本かえ~偉人だらけじゃ」
鎖国から幕末開港の間、長崎はオランダ・中国を相手に、対外国貿易をほぼ独占してました。
龍馬たちは、小曽根乾堂(本田博太郎)邸の離れに泊まることになりました。
小曽根と西郷が談話していると、龍馬が勝手に部屋に入ってきます。
龍馬「ほ~ここはまっこと珍しいもんばっかりだ~みんなこの屋敷の大きさにたまげちゅう」
まずは自分らの食いぶちを稼ごうと、船を使った仕事を見つける龍馬。西郷と小曽根に交渉します。
龍馬「わしらをこのままここにおいてくれんか」
龍馬「長崎はおもしろいところじゃ、日本が世界と関わっていると肌で感じることができるがじゃ」
龍馬「それに蒸気船を操れる自分たちを、荷物運びだけに使われるのは、ちっくと勿体無いとおもいますのお」
龍馬「薩摩の仕事は優先させて、食いぶちは自分達で稼ぐがじゃ」
龍馬「侍は藩の元で生きる、藩は幕府の元で生きる、今まではそれが当たり前じゃったけんど、も~うそろそろ変えてもえ~がじゃないですろうか」
龍馬「西郷さぁん、そろそろ幕府の元から飛び出してみんかえぇ??」
西郷から大きな鐘が鳴るように、龍馬は積極的に交渉します。
西郷「どんなに蒸気船を上手く操れようが、坂本さんは一介の脱藩浪士」
西郷「わしに対しても、薩摩に対しても、おこがましい」
一蹴りされてしまいます。
次に龍馬は船を借りて商売を考えたので、、トーマス・ブレーク・グラバー(ティム・ウェラード)のグラバー邸にやってきました。
龍馬「商売をする為に蒸気船を貸してつかあさい」
グラバー「お侍様が商売とは!」
馬鹿にして笑うグラバー。
グラバー「一月1200ポンド、3000両で貸しましょう」
毎月、そんな大金を払うのは無理だと言う龍馬たち。
グラバー「1200ポンド以下では話にならない。丸山でぼろ船でも探すべきだな」
バカにされたと苛立つ惣之丞をなだめる龍馬。
龍馬「ところで長次郎~、丸山とは何処ぜよ」
丸山とは、1956年(昭和31年)まで栄えた長崎の花街です。遊女や芸者が集まる街でした。
夜、丸山に現れた龍馬たち。
諸藩の藩士たちが訪れる引田屋(ひけたや)に入ります。
「椿の間」では西郷たち薩摩藩士たちが酒を飲み、長州征伐をすべきと議論しています。
一方で、竹の間に通された龍馬たち。
女将が部屋を出た後、どの部屋に飛び込んでいくか相談します。
惣之丞「どこに飛び込んでみるかの」
龍馬「そーじゃのお…」
船で商売をするため、どこかの藩に交渉をしようと考えます。
梅の間では、津和野藩士4人がいました。
お元(蒼井優)の舞を見ています。
津和野藩士「今日はグラバーとの商談をすっぽかされたんじゃ」
津和野藩士 「長崎まできて、わしらは何も手に入れてないですき」
グラバーに商談をすっぽかされて、イライラしている津和野藩士。
龍馬「それは大変ですのう~宴の邪魔をして悪いのう」
突然、龍馬たちが部屋へ入ってきました。
津和野藩士は刀を抜きかけ、警戒します。
龍馬「わしらは奉行所の者ではないき~おんしらの味方じゃき~」
津和野藩士「なんで俺たちの味方なんじゃ」
龍馬「わしら脱藩浪士じゃ、どこのもんでもない。しかも蒸気船を操れる」
龍馬「蒸気船を貸してくれたら異国の商人と交易してあげることができるがぜ。ここにいるもんは海軍操練所いたがじゃ」
再度抜刀する津和野藩士3人。
惣之丞「おちつけ。わしらは、幕府の為でなく日本を守るために学んでいたがじゃ」
龍馬「おんしらは津和野藩ではないのお。幕府と聞いただけで、刀に手をかける程の攘夷派は津和野藩にはおらん」
龍馬「津和野藩士ではなく何処の藩士じゃ?」
津和野藩士「わしらは長州です」
そう答えるのは、散切り頭の男 高杉晋作(伊勢谷友介)
惣之丞「長州!?長州藩士は長崎への立ち入りを禁じられちゅうはずぜよ」
晋作「桂さんが言うとりました~土佐の坂本龍馬は信用できると」
龍馬「桂さんが~?!」
晋作「僕は高杉といいます。よろしく」
龍馬「高杉さん、桂さんと知り合いやったがかい、こりゃえ~ハッハハハ~」
晋作「坂本さん、ほんに僕らを手伝うてくれるんですか?」
龍馬「当然ぜよ!ただ、今日薩摩藩士が会合しているき」
長州藩士「さつまああ!!」
長州は、禁門の変で薩摩と戦になり、朝敵とされました。久坂玄瑞などの同士も、次々に亡くなりました。それで、薩摩を恨むようになっていました。
龍馬「おちつけ」
龍馬「話をする前に、奉行所に見つかったら元も子もない、場所を変えましょう」
晋作「いや、話はここでしましょう。敵に逃げたと思われたら侵害ですきに」
龍馬「分かった」
晋作「僕らは武器が欲しい。軍艦10隻と銃を一万丁。50万両もあれば足りるでしょ」
50両は現在の貨幣価値で500億以上
伊藤俊輔(尾上寛之)「馬関海峡と下関があるから日本中から物が入ってくるんです」
晋作「金なら腐るほど持っちょるんです、僕らは」
龍馬「長州は武器を揃えて何をしたいがじゃ?異国と戦争かえ?」
晋作「いや、武力では異国には敵わないと知りました」
龍馬「長州が藩路を変えたのか?そうじゃ、その通りじゃ~!力ずくの攘夷なんぞ無理に決まっちゅう~」
龍馬「大したもんじゃあ、大したもんじゃ~よ~分かってくれた~長州は~」
長次郎「けんど、ほんならっ、一万丁の銃を何に使うつもりですろ?」
晋作「それは幕府と戦う為、長州はこれから幕府に従わないことに決めた、長州は独立するんです」
龍馬「独立…?」
晋作「長州は最期の一人になるまで戦い抜くんです」
龍馬たちがいる梅の間を、たまたま通りかかった薩摩藩士が聞き耳を立ていて、西郷に報告してしまいます。
薩摩藩士 「なに!梅の間に、長州藩士が!」
薩摩藩士「なにいいい、ちょうしゅうう??・」
殺気立った薩摩藩士たちは、梅の間に乗り込みます。
梅の間に「ガタン」という物音がします。
龍馬「だれぜ!!」
すると、ふすまがすべて倒れます。
薩摩藩士「ちょうしゅう~!!なんでお前らが薩摩におっとじゃ!!」
長州藩士「さつまあああああ!」
お互い刀を抜き睨み合う薩摩藩士と長州藩士。
すると、後ろから薩摩藩士をかき分け、先頭に立つ西郷。
西郷「おいは~西郷吉之助でごわす。長州の皆さんとは~蛤御門以来でごわんなぁ」
長州藩士「西郷ー!お前には積年の恨みがあるー!」
長州藩士 「薩摩は皆殺しじゃー!」
斬りかかる長州藩士の腕を捻じ曲げ「やめやー!おんしらー!」と叫ぶ龍馬。
西郷「坂本お!?」と驚く西郷。
龍馬「こんな狭い部屋の中で刀を向き合うてぇ、まるで、鳥小屋の中で、鶏同士が喧嘩しゆうようぜよー!」
惣之丞「夜が明けたらみんなあ絞め殺されて、偉人に食われてしまうがじゃぞ」
龍馬「一番の恐ろしい敵はなんぜ!?異国じゃろうがー!」
龍馬「日本人同士で争っている場合かえっ!ええっ!?西郷さんっ!」
西郷を睨みつける龍馬。
そんなとき、お元が奉行所に通報したからか、長崎奉行がお店に乗り込んできます。
すると、晋作が突然、銃口を天井に向けて1発。
銃声が鳴り響きます。そして銃口を西郷に向けます。
銃口を向けられた西郷は、笑顔で晋作に歩み寄ります。
西郷「そん散切り頭ぁ…騎兵隊とかちゅうのを作ってぇ、長州を引っ張っちょる、高杉晋作じゃのう」
晋作「さすが西郷はよう知っちょる。邪魔が入らんにゃ存分に相手になっちょるんじゃが…。運が良かったのう」
天井に1発、発射。部屋の明かりが消えます。
そのすきに、逃げ去って行く高杉たち。
早く逃げるよう惣之丞たちが必死に急かす。
龍馬が部屋を出た瞬間、長崎奉行所役人 の岩堀文治郎(松尾貴史)が乗り込んできます。
西郷「長州藩士はもう~おりもはん、ハハハハ」と西郷。
後一歩のところで取り逃がしたと長崎奉行 朝比奈昌広に報告する岩堀文治郎。
朝比奈「わしが治める長崎に長州藩士がおったとはのう。今度はもうちょっと早う知らせや、お元」
お元「はい、お奉行様」と頭を下げるお元。
30話に続きます。
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