龍馬伝42話:いろは丸事件【才谷…お前は何者や…?】

龍馬伝42話

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2022年9月14日の情報です。

この記事でわかること(目次)

史実:いろは丸事件とは?【龍馬伝42話をもっと楽しむ】

いろは丸事件とは
いろは丸事件とは
キャベツ太郎

龍馬伝42話は、いろは丸事件が描かれております。

いろは丸事件とは、日本で始めての船の事故です。慶応3(1867)年4月、海援隊は大洲藩(現・愛媛県大洲市)よりいろは丸を借り入れ、米、砂糖などを積んで長崎を出航、瀬戸内海を航行しました。しかし、讃岐国の箱ノ岬沖を航行中に、瀬戸内海から長崎に向かっていた紀州藩の明光丸と衝突。明光丸の船首がいろは丸の右舷機関室を破壊し、いろは丸は船首から沈みそうになりました。坂本龍馬以下いろは丸の乗組員と旅客34人は明光丸に乗り移り、坂本龍馬はいろは丸の荷物を明光丸に移し替え、近くの鞆(とも)港(現・広島県福山市)まで曳航。しかし、この間にいろは丸は完全に沈没してしまいました。

引用:まっぷる
いろは丸事件のポイント
  • 万国公法は、京都の出版元に印刷を依頼していた
  • 龍馬は、世論を味方につけるため、長崎の繁華街で「船を沈めた紀州藩は償いをせよ」という歌を流行らせた
  • 長崎の人々は海援隊に「紀州をやっつけろ」と応援に来た

いろは丸事件【龍馬伝42話の概要】

いろは丸事件
いろは丸事件
キャベツ太郎

龍馬伝の42話は、いろは丸沈没の話です。

慶応3年(1867)4月23日、海援隊の初仕事が入り、長崎を出港したいろは丸。

大坂で売るための米や砂糖を載せて、瀬戸海の讃岐沖に差し掛かっていました。

4月24日、徳川御三家の一つ紀州藩の明光丸に、いろは丸が衝突されます。

明光丸が887トン、いろは丸は160トン。5倍近くの大きさの船に衝突しました。

ココがポイント

いろは丸の乗員はすばやく明光丸に乗り移り全員助かりました。
しかし、明光丸は2度もぶつかってきたので、いろは丸は大破して 13000両(15億ほど)の商品が、瀬戸の海に沈んでしまいました。

龍馬たち海援隊は、福山鞆ノ津の船宿で待機、そこへ事故の加害者、紀州藩士、岡本覚十郎(齋藤歩)が訪ねてきました。

岡本覚十郎は、見舞金の1000両(1億ほど)を差し出し、あっさりと引き上げようとします。

龍馬「岡本さん!わしらの分はまた別ぜよ。衝突の原因を明らかにし、どちらに非があるかを確かめた上で賠償金を決めて頂かんといかんがじゃき

岡本「ハッハハ。天下の紀州藩に脱藩浪士どもがとりかかってくるとは。ここに留まって談判してる暇はないんや。我々は明光丸で、長崎に向かわねばならぬ」

龍馬「ほんなら、長崎で改めてお話ししましょ

キャベツ太郎

3日後の4月27日、引田屋にいた弥太郎の元に、いろは丸が沈没したという知らせが入ります。

弥太郎「大州藩はいろは丸の代金3万両、全額弁償せいと言うがじゃぞー!沈んでしもた積荷の、1万3千両も返さんといかんがじゃきー!」と怒る弥太郎。

龍馬「このまま泣き寝入りするつもりはないぜよ、紀州藩に全額賠償してもらうがじゃ

弥太郎「徳川御三家の紀州と、喧嘩するつもりか!?」

龍馬「こん事故は、日本で初めての蒸気船同士の事故。また同じような事故が起こる度に、必ず最初の事故が引き合いに出され、土佐は紀州に泣き寝入りしたと言われるろう」

龍馬「船の事故は、たとえ相手にどればあ非があろうとも力の弱いもんが引き下がる。土佐がそう思われてもええですろうか後藤様」

後藤「岩崎、紀州との談判におんしも加われ。そこまで言うなら覚悟はできちゅうの、もし負けたら腹を切りや

龍馬「分かりましたき」

キャベツ太郎

海援隊と紀州藩の談判は、長崎にある聖徳時で始まります。

慶応3年(1867)5月15日 第一回談判。

岡本「いろは丸にはランプも点いておらず、衝突してきたのは、いろは丸である」

陸奥「でたらめや!いろは丸が、明光丸を避けようとしたんや!」

惣之丞「そんなことあるかっー!夜中の海を灯りもつけんと走るわけがないろー!」

龍馬「もおええ!水掛け論になるだけぜ」

龍馬「ただ、明光丸の航海日誌を見させてもろうたが、見張りの記録がなかった」

龍馬「明光丸には見張りがいなかったんじゃないろうか?

キャベツ太郎

再び航海日誌を見ると、「見張りの記録」が記載してありました。紀州藩が、付け加え、改ざんしていたのです。

弥太郎「待ちやー!待ちやー!この事故には明光丸の非を認める材料が山ほどあるがじゃき!」

弥太郎「土佐藩は紀州藩に対しいろは丸の代金5万両、積荷の代金3万3千両、合わせて8万3千両(100億)の弁償を求めるがです」

紀州藩士「これ以上の判断を求めるなら、長崎奉行所の判断を仰ぎたい」

惣之丞「長崎奉行はあいつらの仲間じゃぞ」

キャベツ太郎

強引に引き上げる紀州に対し「次は必ずあるき」と余裕の龍馬

後藤「もー打つ手はないろう、坂本」

龍馬「紀州藩は必ず、再び談判を申し入れてくるはずじゃき。そんときは後藤様もぜひご出席を」

後藤「海援隊の不始末をどーいてわしが!」

龍馬「ハッハッハッ!土佐藩は日本を変える要になると覚悟を決めたがですろ。たかが紀州一藩に怯んじゅうようでは幕府を倒すら到底出来んがじゃ」

後藤「何じゃと?」

龍馬「後藤様、これは単なる事故の談判ではありませんき。いろは丸と明光丸の衝突は、土佐と幕府の衝突じゃ

弥太郎「土佐と幕府じゃと?」

龍馬「この談判の行方を長州、薩摩だけではのうて諸藩が息を潜めて見つめゆう。わしらが勝てばあっぱれ土佐と諸藩から喝采を受け、流れは一気に変わるがじゃ」

後藤「勝ち目はあるがか?」

龍馬「わしは負け戦はせんですき

キャベツ太郎

龍馬の言ったとおり、二度目の談判は紀州側から申し出てきます。慶応3年(1867)5月22日 第二回談判が開始されます。

今回の談判から、紀州藩の勘定奉行、茂田一次郎(中尾彬)も同席しています。

茂田もいろは丸に非があるとし、後は幕府の判断を仰ぐと強引に決めてしまいます。

茂田「あとは、お上に判断をあおぐのじゃ

龍馬「ちっくとまってつかあさい。」

龍馬「船同士の衝突事故は、世界同一のルールで決着すべきではないろうか」

懐から、万国公法を取り出す龍馬。

龍馬「これから日本が世界に認めてもらうには法を守る必要があるき」

茂田「…」

龍馬「それでも徳川幕府に判断を委ねると言い張るなら、紀州藩士は野蛮人の集まりだと世界中から思われてしまうでしょうな」

龍馬「それこそがっー!徳川幕府の、いや帝の御名を汚すことにはなりませんろうか?」

茂田「おまえ、才谷とか言うたな?ここで、万国公法を持ち出してくるとは」

茂田「分かった。そうしよう。だが聞くが誰が世界の法を持って裁くと言うんや?この長崎に、いやこの日本にそのような裁きを下せる者などおらんっ!」

龍馬「陽之助、お呼びしいや」

後藤「いつまで待たせるがじゃー!」

後藤「土佐藩参政、後藤象二郎と申します」

紀州藩死「!後藤殿!?」

後藤「才谷がどーいてもケッペル殿に間に立ってもらいたい言うもんで、私がお願いして来ていただきました」

キャベツ太郎

英国海軍ヘンリー・ケッペル提督(マーク・マードック)を紹介する象二郎。

ケッペルが話し始めると、隣で陸奥が通訳していきます。

陸奥「船の衝突事故は世界の何処でも起こることなんです。したがって必ず航海法に則って裁定せんとあかんのです。それが世界のルールです」

陸奥「ルールいうがは決まりゆうことです」

茂田「才谷…お前は何者や…?

龍馬「わしらただの脱藩浪士ですき

「ほんなら、最初から始めましょか」と笑顔の龍馬。

キャベツ太郎

「海の上は、原則右側通行。スターボード優先原則」と国際的に定められており、明光丸に回避義務が生じていたのことが証明されました。

結局、紀州は、事故の原因は明光丸にあると認め、賠償金として8万3千両を払うことを認めました。

海援隊「紀州に勝ったぞ!

龍馬「それにしたち、弥太郎!おまんの8万3千両にはたまげたぜよ」

陸奥「そうや、いろは丸と積荷の値段は4万3千両ほどやったやろ!」

惣之丞「おまん4万も上乗せしおって

弥太郎「何が悪いぜよ、沈んじょらんかったらいろは丸は何回も使えて金を稼いだがぜよ!4万両はその分じゃ」

龍馬「さすが弥太郎じゃ、大出世するだけのことはあるぜよぉ!おい、みんな、岩崎弥太郎様、様ぜよ~」

弥太郎「何じゃ、慣れ慣れしく、慣れ慣れしゅうすなっ!触んなやっ」

キャベツ太郎

紀州を打ち負かした海援隊の名は、日本国中に知れ渡ります

西郷隆盛(高橋克実)「こいで土佐は勢いずっとな~」

木戸貫地(谷原章介)「容堂公はどう動くおつもりじゃ」

山内容堂(近藤正臣)「わしは京へ登るぞ。後藤にも急ぎ上洛するように伝えいっ!」

容堂公が、いよいよ政治の表舞台に立とうとしていました。

龍馬暗殺まで、あと六ヶ月

43話に続く。

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おくさん

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